Chromeで、自動入力時の候補のうちの入力ミス分だけを削除した時のメモ

入力内容を保存しているデータファイルを直接弄っただけなのだが、おバカな事をしてえらい時間がかかってしまったので、備忘録。

  1. データファイルはSQLite v3なので、こいつを弄れるツールを用意しておく
    • 自分はSQLite DB Browserをインストール
  2. Chromeデータの同期を停止(重要*1
    1. 「設定」タブを開き、「ログイン」項の説明文中の「Google ダッシュボード」リンクをclick
    2. Chrome Sync」タブが開くので、「停止して消去」ボタンをclick(「自動入力」のエントリ数を覚えておく)
    3. 確認画面で「OK」ボタンをclick
      • 「元に戻せません〜云々」と脅されるが、クラウドデータが削除されるだけで、PCローカルのデータは残る
    4. 「同期再開するなら再度ログインしてね」的なメッセージが出たら処理完了
  3. Chromeを終了させる(立ち上がっているとデータファイルが読めない)
    • 終了前に「設定」タブ>「ログイン」項の説明文が変化し、「Chrome にログイン」ボタンが表示されている状態である事を確認した方が幸せかも(同期停止完了後、すぐにChromeを終了すると、ログイン状態のままになってしまう事が、たまにある模様)
  4. データファイルを直接修正
    1. SQLite DB Browserを起動し、%HOMEPATH%\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data\Default\Web Dataを読み込む。
    2. 「Browse Data」タブを選択(「Table:」項は「autofill」を選択)
      • レコード数は、「Chrome Sync」タブの「自動入力」エントリ数に等しい筈
    3. 所望のレコードを選択、タブ枠内右上の「Delete Record」で削除
    4. 保存して、SQLite DB Browserを終了
  5. Chrome起動
    1. Chromeにログインしていません〜云々」をclick
    2. ログイン画面が出るのでログインする
    3. Chrome Sync」タブを出して、「自動入力」エントリ数が修正後の値になっている事を確認


自分は複数PCではChromeを使用していないので、複数PCでの同期を活用している場合には上記手順は保証の限りに非ず。

*1:当初これを忘れていたので、何度データファイルを弄っても削除内容が復活してしまい、悩んでいた。我ながら阿呆である。