opera_7.25-lite-1_arm

昨日の詳細。
事前にググってみた所、殆どの人はOpera7 on LinuxZaurus SL-C860を参照して7.30をインストールしているが、http://suzuaki.seesaa.net/article/7312727.htmlに付いていたコメントを参考にして7.25をインストール。無事、SHARP標準のIM(と云う呼び方で良いのか?)での日本語入力、シティバンクのオンライントレードの利用、が出来た。
また、インストールサイズが4[MB]を越す、キャッシュや履歴等の更新頻度の高いデータがFlashメモリに作られるのは精神衛生上ヨロシクナイ、と云う事で、symbolic linkを駆使して実体をSDカード上に置く様にした。

SDカードに実体を置く為の小細工

/mnt/card/QtPalmtop/mnt/card/zaurus以下に実体が来る様にする。

  • rootアカウントで以下を実行。
cd /mnt/card
mkdir -p QtPalmtop/opera
chgrp qpe QtPalmtop/opera
cd /opt/QtPalmtop
ln -s /mnt/card/QtPalmtop/opera .
  • zaurusアカウントで以下を実行。
cd /mnt/card
mkdir -p zaurus/.opera zaurus/.operasave
cd
ln -s /mnt/card/zaurus/.opera* .

パッケージインストール

必要なパッケージは以下の二つ*1。通常のインストールメニューで。

networkインストール出来るが、本体のIPKGが約1.8[MB]もあるのでおとなしくダウンロードしてからインストールした。
キャラクタテーブルは、例のブログのコメントでは言及されてないが、これが無いとUNICODEのページしか表示出来ない模様*2
キャラクタテーブルがある、http://www.zaurususergroup.org/feed/に行くと、IPKGのリンクリストにopera_7.25-lite-1_arm.ipkもあるのだが、こちらはclickすると『Not Found』と云われてしまう。
本体IPKGはインストール作業時にインストール先の選択メニューが出て来て、SDカードにもインストール出来るかと一瞬思わせてくれるが、いざSDを選択・実行してみると、結構待たせた挙げ句に「やっぱ無理!」と云って来る(これはhttp://rs125.org/main/archives/cat_65_aaaa.php?page=all#000426によると7.30でも同じ状況の様だ)。先の小細工をした上で、本体メモリを選択・実行する。

SDカードに実体を置く為の小細工・2 + 普通?の後始末

本体IPKGのcontrolを見ると『Installed-Size: 4.5MB』となっているが、そのうちの9割はexecutable本体だったりする(何せファイルサイズが4346628[Byte])。で、実はこのexecutable本体は/opt/QtPalmtop/binに置かれるので、先の処置ではSDカードに逃がせない。
ので直にmvして改めてlnしてやる。root権限が必要なので、普通に本体にインストールした時にも必要なsymbolic linkとchownの処理を同時にやってしまう。

  • rootアカウントで以下を実行。
bindir=/mnt/card/QtPalmtop/bin
mkdir -p $bindir
chgrp qpe $bindir
cd /opt/QtPalmtop/bin
mv opera $bindir
ln -s $bindir/opera .
ln -sf /opt/QtPalmtop/opera /usr/share/opera 
chown -R zaurus /home/zaurus/.opera/

opera.iniの編集

defaultのものに以下をappend*3

[User Prefs]
Force Encoding=AUTODETECT-JP

[Adv User Prefs]
HTTP Accept Language=ja

[Font.Normal]
FaceName=lcfont

[Font.Form.Text]
FaceName=lcfont

[Font.Form.Input]
FaceName=lcfont

[Font.Form.Button]
FaceName=lcfont

[Font.PRE]
FaceName=lcfont

[CSS Generic Font Family]
Sans-Serif=lcfont
Serif=lcfont
Cursive=lcfont
Fantasy=lcfont
Monospace=lcfont

[Preferred fonts]
49=lcfont
50=lcfont
61=lcfont

[Preferred fonts monospace]
49=lcfont
50=lcfont
61=lcfont

おまけ

以上でおまじないは終り。アイコンタップで起動する筈。そうそう、アイコンはNetworkなんてタブが新たに作られてそこに置かれてしまうので、ホーム画面設定で所望のタブに移しておく。

予想以上にキビキビ動いてくれて大満足。

*1:iconの置き換えは面倒なのでやってない。

*2:気合入れて確認した訳ではないので外してるカモ。少なくともOpera7 on LinuxZaurus SL-C860やこのブログ自身は表示出来なかった

*3:既存のUser Prefsとかを探して、そのエントリに〜、なんて事はしなくて良い。初回終了時にエントリ毎にマージしたものをOperaが吐いてくれる。